【クラリネットHOW TO本 七冊を紹介】

※本ページにはプロモーションが含まれています。

クラリネット本

クラリネットに関する本、たくさんあります。

どれを選べばいいのかな?

 

THE Clarinet

雑誌が2023年3月で終わり、現在はオンラインサブスクになりました。
クラリネット好きには、たまらない雑誌でした。

ギイ・ダンガンのクラリネットの本

著者:ギイ・ダンガン
初版:1987年

構成

・第一章 基礎編
・第二章 知識編
・第三章 実践編
付録 パリ音楽院の課題曲と入賞者

野崎剛士さんの和訳が非常にわかりやすいです。
どんな本よりも詳しく丁寧に書かれています。

長年の疑問だったスワブを通す方向は水滴が流れる方向に通すでした!

付録にパリ音楽院の課題曲と入賞者が記載されています。

師匠!発見!

これはクラリネット吹きなら必須の一冊です!

クラリネット演奏技法

キース・スタイン著、小畑恵洋訳
1930年代にシカゴ交響楽団クラリネットを務めた方です

構成

1~19に細かくわかれています。
特に「音程以降の練習」の考え方は勉強になります。

またアンブシュアについては、

「唇を閉じた形のアンブシュアを作って、マウスピースの出し入れを数回行い、出す時に唇の形が内側にくずれないか確かめる」(P.17)

 

この本も読み進めると楽しいです。

パワーアップ吹奏楽 クラリネット

著者:松本健司(NHK交響楽団首席)
初版:2016年

構成

第一章 楽器を持つ前に
第二章 さあ、クラリネットを持ってみよう
第三章 クラリネットの基本テクニック
第四章 上達のための短時間エクササイズ
第五章 合奏でうまく吹くために
付録に「クラリネットお悩み相談室」「運指表」「楽譜読み替え早見表」

楽器の組み立てから細かく説明されていて、非常にわかりやすいです。

アンブシュアの上唇の状態、左手の人差し指の角度、
スピードの速い息で出す音、強い圧力の息で出す息

ポイントが誰にでもわかりやすく説明されています。

もっと音楽が好きになる 上達の基本 クラリネット

著者:サトー・ミチヨ(東京都交響楽団首席)
初版:2018年

構成

①音楽を始める前に
②自由に音を奏でよう
③奏法から表現へ
④楽しく音楽を続けよう
付録:オリジナルデイリートレーニングシート

心・技・体のバランス
デイリートレーニングはレベルごとのさらい方がありわかりやすいです

厳しい言葉が並んでいますが、励みになる言葉が多く、
非常に繊細な印象を受けます。

中学生・高校生のための吹奏楽教本 クラリネット

著者:齊藤雄介(神奈川フィル首席)
初版:2017年

構成

⓪基礎知識
①練習を始める前に
ロングトーンで音色を磨こう
③上手なタンギングで歯切れのよい演奏を
④滑らかなフィンガリングを目指そう
⑤温音域をきれいな音で吹こう
⑥スケールの感覚を身につけよう
⑦難しいフレーズを吹けるようになろう
クラリネットを楽しもう
付録:記譜と実音、基本運指

図、写真が多く中高生にわかりやすいです
十分な息の圧力とスピード、それを支える口の中の通路
跳躍の息のコントロールなど他の本には書いていないことも載っています

うまくなろう!クラリネット

著者:山本正治(元クラリネット協会会長)
初版:1998年

構成

①楽器のこれだけは知っておこう
②基礎練習
③表現を深めるために
④上達する練習

左手の人差し指の重要性、いい演奏をきいて音のイメージを作る
響きの重要性

 

 どの本もわかりやすく細かく載っています。
少しでも上達するようにクラリネットへの思いがあふれている本ばかりです。

少しでも悩みが解決しますように